2025年2月、長男の高校受験が終了しました。
本記事では、都立高校受験において実際に起きたこと・判断の流れ・課題を整理します。
今は中学受験がトレンドになっているせいか、都立高校受験についての情報が少なかったので、今回の私たちの経験が都立高校を目指すみなさんの参考になればと思います。
受験結果
- 私立併願校:合格
- 都立高校推薦:不合格
- 都立高校一般:合格
- 進学先:第一志望の都立高校へ進学

進路選択の前提(中学受験をしなかった理由)
我が家では、小学生時点で中学受験は検討したものの、本人の希望により公立中学へ進学しました。
- 本人の希望:友人関係・通学距離を優先
- 家庭判断:本人の意思を尊重
この時点で「高校受験を前提とした進路」が確定しています。
高校受験の制約条件(実際に影響した要因)
公立中学→高校受験ルートにおいて、以下の要因が学習進行に影響しました。
- 部活動の拘束時間が長い(平日+土日)
- 反抗期による学習介入の難しさ
- 内申点の評価基準が不透明
- 男女定員統一による競争条件の変化
- 中高一貫校増加による受験可能校の減少
特に内申点は「テスト点数以外の要素」が影響するため、短期的な改善が難しい構造でした。
学習状況の推移(時系列)
- 中2夏:塾開始(個別指導)
- 中2〜中3秋:学習姿勢は低調
- 中3 11月:志望校判定により本人が自分の状況を認識
- 以降:学習時間が大幅増加(学校+図書館+塾)
我が家の長男の場合、学習の本格化は「受験直前」でした。
この時点では内申点の改善余地はほぼ残っていないという、崖っぷちでした。

2025年 都立高校受験の構造
① 志望校決定
- 内申点をもとに志望校を選定
- 通学距離・学費で絞り込み
- 見学後に確定
<参考>内申点から志望校を検索できるサイト:併願ドットコム|高校併願シミュレーション
② 試験構成
- ESAT-J(英語スピーキング)※11月
- 推薦入試(内申+面接等)※1月
- 一般入試(5教科)※2月
実質的に、内申点が全体の戦略に強く影響します。
③ 手続き
- 出願:オンライン(未来コンパス)
- 受験料支払い:家庭対応
- 受験票:自宅印刷
- 調査書:中学校対応
手続きは煩雑で、保護者の関与が必須です。
私立高校受験の特徴(併願)
- 中学校経由で事前調整あり(推薦依頼)
- 高校ごとに手続きが異なる
- 出願〜支払い〜郵送まで家庭主導
都立よりも「学校ごとの差」が大きいのが特徴です。
保護者の対応内容(実務)
- 学校見学:計8校(都立6・私立2)
- 学校面談:4回
- 進路説明会:2回
- 塾面談:2回
- 出願・手続き対応
- 体調管理・食事対応
受験は本人主体ですが、実務は保護者依存度が高い構造でした。

塾利用の実態
- 開始時期:中2夏~
- 形式:個別指導
- 総額:約70万円
機能として有効だった点:
- 自習室利用
- モチベーションアップ
- 模試受験機会の強制
- 進路相談
指導内容は「個別最適化」というより、テキストによる演習中心でした。

改善ポイント(再現性のある課題)
- 塾開始は中1が望ましい
- 内申対策は早期から継続が必要
- 高校見学は中2までに実施
- 英検などの外部評価を早めに取得
特に重要なのは以下の1点です。
「中3からの対策では、内申はほぼ動かない」
まとめ
都立高校受験は以下の構造で成り立っています。
- 内申点が戦略の基盤
- 学力試験は後半の要素
- 手続きは家庭主導
したがって、重要なのは「早期準備」と「継続」です。
本記録が同様の進路を検討する際の参考になれば幸いです。
都立高校受験のシステム(メモ)
2025年の都立高校受験のシステムは3段階に分かれていました。
中学3年生の11月に、ESAT-Jという英語の試験があります。スピーキング、ヒアリングのテストで、わりと難しいテストだと思います。描画を見て英語で説明したり、自分の意見を英語で述べたりします。この結果は、都立高校一般入試の得点に加算されます。A~Dのランクで判定され、Aだと20点加算されたような気がします(うろ覚えですみません)
つぎに、中学3年生の1月に、推薦入試があります。内申点と、面接と、小論文や集団討論で合否が決まります。午前中または午後のどちらかで終わると思います。面接や小論文に点数をつけるのは難しいと思うので、ほとんど内申点で決まると思います。内申点が高いのに、ランクをかなり下げて受けた子が合格するという感じでしょうか。
推薦入試で決まらなかった子は、2月に学力試験を受けます。5教科を受験するので、お弁当を持っていきます。
また、受験の手続がややこしかったので、こちらに書き留めておこうと思います。
ESAT-Jについては、学校から案内があり、家庭の方ではインターネットで申し込み手続きをしました。受験料はかからなかったと思います。当日は指定された場所(最寄りの都立高校でした)で、中学校ごとに受験します。当日は待ち時間がかなりあるので、勉強道具などを持っていきました。
推薦入試の場合は、中学校に推薦依頼書の作成をお願いします。出願日がきたら、自分が受験する高校のサイトから未来コンパスというサイトへアクセスし、受験申込をします。その内容を中学校の先生が確認して承認された後、家庭で受験料払いこみの手続きをしました。受験日1週間前頃になると、自分で受験票の印刷をして、その紙を当日持って行きます。
一般入試も、推薦入試と手続きは同じでした。ただし、注意が一つ。印刷した受験票が、推薦入試のときのものとよく似ているので間違えないように気をつけてください。私は最初、間違えて渡してしました。時間や日付の項目をよく確認しておくと良いと思います。
私立高校受験のシステム(メモ)
併願や単願推薦を受ける場合は、中学校に推薦依頼書の作成をお願いします。それをもとに中学校が私立高校と入試相談をした上で受験することが決まります。
私立高校の入試の手続きは高校ごとに異なります。出願日がきたら、それぞれの高校のサイトから未来コンパスにアクセスし、必要事項を入力して、受験料を支払います。願書と受験票を印刷して、中学校に作成してもらった調査票と願書を郵送します。受験票は、当日持って行きます。
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